TRACコーチ 大西正裕

カテゴリ:ヘッドライン,学ぶ,走る

TRACの大西です。
久しぶりの更新となります。この間に陸上界は大いに盛り上がっており、いよいよ日本人初の100m9秒台への現実味が帯びてきました。

一体誰が重い扉をこじ開けるのか、一陸上マニアとしてはあれこれ考えてしまいますね!皆さんの予想はいかがでしょうか?

大台に向かう選手だけでなく、選手はみな来たるレースに向けてトレーニング計画を立てます。どの競技、種目にも特徴的なトレーニング計画や調整方法があると思いますが、私の知る限り陸上競技の短距離、跳躍、ハードル種目は他競技に比べても特殊なのではないかなと思います。(陸上以外の友人・知人が少ないので偏っているかもしれません。)

「試合に疲労を残さない。」

どの競技でも言われているかもしれませんが、上記の競技ではかなりこの傾向が強いと思います。スプリンターでは試合前一週間前からほぼ練習をしません。強度の高い練習を1度ないし2度入れる程度で、他の日は回復に充て体を休めます。
これには「超回復」という身体の仕組みを上手に利用するためです。人間の体は負荷をかける(練習をする)と体力レベルが下がり、回復させることで元の体力レベルよりも体力レベルが高まると言われています。感覚的には身体の感覚が鋭くなったり、足に「バネ」が溜まるような感覚になります。

陸上競技のトレーニングでは「超回復」を考慮してトレーニング計画を立てます。極端な話、前日にウエイトトレーニングを行っても筋肉がつくことはありません。レースに向けて計画的に筋力を高めることが重要となります。

試験勉強もそうですが、トレーニングも一夜漬けでは実力はつきません。
ということで、5月末に運動会を控えている皆さんも多いかと思いますので情報発信を頑張りたいと思います!