TRACコーチ 大西正裕

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TRACコーチの大西です!
かけっこ日本一決定戦がついに決着となりました!

結果は下記の通りです。

優勝 サニブラウン・ハキーム 10秒05=大会タイ記録
2位  多田修平 10秒16
3位 ケンブリッジ飛鳥 10秒18
4位 桐生祥秀 10秒26
5位 川上拓也 10秒38
6位 山縣亮太 10秒39
7位 高橋秀治 10秒43
8位 九鬼巧  10秒45

サニブラウン選手が朝原宣治さんの持つ大会タイ記録に並ぶ記録で初優勝を遂げました!
レース直前に雨が降る中でしたが、隣の多田選手のロケットスタートに動じずに淡々とレースを展開し後続を引き離しての見事なレース運びでした。多田選手は得意のロケットスタートで有力選手をどこまで引き離すかというところでしたが、サニブラウン選手が想定外に離れずに中盤以降少し慌ててしまったような印象を受けました。3位に差し込んできたケンブリッジ選手も着順を意識してか、準決勝ほどの追い込みが見られずやや硬さを感じるレースとなりました。
今大会大本命と言える桐生選手でしたが、今季では珍しく「らしくない」レースとなってしまいました。10秒0台を連発し9秒台へ大手という調子の良さもあり、勝負を意識しすぎてしまったのでしょうか。同様に、山縣選手もラウンド毎にタイムが落ちてしまい、怪我の影響で思うような練習が積めていなかったように感じました。
とはいえ、このメンバーが10回勝負をして同じ順番となるとは思えず、条件やコースなどによっても順位は変動すると思います。それほどに実力が伯仲しており、我々陸上ファンを楽しませてくれる選手達に心から拍手を送りたいと思います。

さて、自称陸上マニアの私ですが、今大会の100mのレース分析を簡単ではありますがまとめてみました。動画サイトより目測で計測したので、誤差についてはご了承頂ければと思います。

各ラウンド、レースで条件が違うので一概には比較できませんが、全体の傾向として全力に近くなってくると歩数が増え、その結果ピッチが高まっていました。

選手達はスピードを高めるためにピッチを意識しているのでしょうか?

そのような意識がなされているのか、結果そうなっていいるのかは選手に聞いてみないことにはわかりませんが、少なくとも全力走になると歩数が増え、予選のように少し余裕がある場合にはストライドが伸びる傾向にあることが見て取れます。ピッチは歩数からタイムを除し算出するので、決勝も雨が降らなければまた違った結果になったかもしれません。

勝負だけでなく、数字から紐解くレース分析も面白いですよね!実際にどのような意識で走っているか気になります…