TRACコーチ 大西正裕

カテゴリ:TRACニュース,オススメ,ヘッドライン,学ぶ

TRACの大西です。

明朝はいよいよサニブラウン選手の男子200m決勝です。
スタートリストも発表されました!せっかくなので少しマニアック展望を書きたいと思います!

①M・ブレイク(イギリス)準決勝:20.19 予選:20.08
②W・バンニーキルク(南アフリカ)準決勝:20.28 予選:20.16
③I・ヤング(アメリカ)準決勝:20.12 予選:20.19
④R・グリエフ(トルコ)準決勝:20.17 予選:20.16
⑤I・マクワラ(ボツワナ)準決勝:20.14 予選:20.20
⑥J・リチャーズ(トリニダードトバコ)準決勝:20.14 予選:20.05
⑦サニブラウン・A・ハキーム(日本)準決勝:20.43 予選:20.52
⑧A・ウェブ(アメリカ)準決勝:20.22 予選:20.22

 

<展望>
予選、準決勝の走り見る限り、優勝候補にあげたいのはリチャーズ。今季自己記録の19.97をマークし、コンディションが悪いロンドンの地でも力を十分に発揮している。この混戦を抜け出すことができるか。気になる点としては、予選、準決勝と周囲を圧倒する走りを見せている反面、接戦になった走りは未知数。ぶっちぎりのレースに持ち込めるか。
調子で言えば、グリエフも面白い。前半を得意とするウェブと予選、準決勝と当たっているため力を温存する余力はなかったものの終盤では必ずウェブを逆転している。前が硬くなって自滅すれば、スルスルと後半上げてくるグリエフが栄冠を手にする可能性も。

地力で言えば今季ランキング1位、2位の400m勢である。
ランキングトップの19.77を記録しているマクワラ。200m、400mの両種目とも今季自己記録を更新し、絶好調のシーズンとなり世界選手権に臨むはずだった。しかし、大会4日目にノロウィルスにかかり400mの決勝を無念の棄権。200mも感染を防ぐために大会側から辞退を要請されていたが、回復したことが認められマクワラ一人で予選特別レースを行い、タイム上位者として救済された。準決勝ではスピードに乗りづらいインコースを割り当てられたものの、着順で通過。400mの無念を晴らすことができるか。
そして、400mチャピオンのバンニーキルク。19.84の自己記録を更新しており、400mに続いての制覇を狙っている。準決勝では力を温存しようとしたあまりに、前半で置いていかれてしまい後半しっかり走る羽目に。ここまで全力でレースを走っている印象がないバンニーキルクの全力疾走が見られることを期待したい。

そして、14年ぶりに決勝に進出したサニブラン。決勝進出者の中では最も遅いタイムでの通過となった。予選とは打って変わって、準決勝ではスタートからしっかり行き実力者と堂々と渡りあった。一方で、同走したリチャーズには大きく離されてしまった。贔屓目なしで見るのであれば、同走した実力者が自滅した中、淡々と自分のレースをしたサニブラウンにチャンスが回ってきた印象である。今大会はランキング、準決勝までの動き、タイムが当てにならず、決勝のレースはフタを開けてみるまでわからないというレースが続いている。

ということで個人的な予想では・・・

①バンニーキルク(南アフリカ)
②リチャーズ(トリニダートトバコ)
③グリエフ(トルコ)

と予想しておきます!正解は5:50頃にわかります!