TRACコーチ 大西正裕

カテゴリ:TRACニュース,ヘッドライン,学ぶ

TRACの大西です。

長かった夏休みもあと僅かですね・・・みなさん宿題は終わりましたか?
(早いところではもうすでに学校があるようです。8/31に泣きながら宿題に取り組むのは今や昔の話なのかと感じました。)
私もこの夏にやっておけ!と言われた宿題を世界陸上の観戦などで、すっかり放置しておりました・・・
というわけでTRACコーチたちの自由研究をご披露したいと思います。(終わるかな?)
今回夏休みの自由研究のテーマは・・・
「運動会最速シューズを検証せよ!」
がテーマでした。秋の運動会に向けて、シューズを買い換えようとお考えの皆さん!しばしお待ちください!
この検証結果を見てからお買い求めください!!
さて、肝心の検証するシューズをどのように選ぶか悩みに悩みました。
まず、1足目は今の子供達が一度に手にするであろうアキレス社製の「瞬足」。”コーナーで差をつけろ!”をコンセプトに作られたシューズです。最大の特徴はコーナーを走りやすくするために、左右非対称ソールを採用しています。校庭が広くない学校であれば必然とコーナーはきつくなるため、グリップ力を高め、ソールに溝を入れコーナー特有のシューズの変形を考慮されたシューズです。小学生の皆さんにはお馴染みのシューズと言えるため検証シューズに採用しました。
2足目は、「瞬足」に並んで人気のあるアシックス社の「RAZER BEAM」。スクールに通う子供達のこのシューズを履く子が多いです。子供用シューズながら「シャンク」と呼ばれる、土踏まずのあたりにあるプラスチック製の素材が入っています。ちょうどつま先とかかとを繋ぐ、”背骨”のようなイメージです。このシャンクがあることで、走っている時の蹴り出しをスムーズにしたり、ねじれをサポートしてくれます。かかとのブレをなくすためにヒールカウンターも入っており、シューズの機能は大人用のものと変わらない性能があります。大人のシューズと変わらない機能を持つ子供用シューズとして採用しました。
上:アキレス社製「瞬足」  下:アシックス社「RAZER BEAM」
3足目は、大人用シューズを採用しました。最近私の周りの陸上関係者からの評判が良いNIKE社の「ZOOM SPEED RIVAL」。大人のレーシングシューズなので、ややソールは薄めになります。アッパー部分の素材はメッシュ素材なので通気性に優れ、軽量です。「シャンク」「ヒールカウンター」の機能もあります。ソールの形状がフラットなので、一見「シャンク」がないように見えますが、中足部のあたりにあります。同じ「シャンク」とはいえ、形状やメーカーが違うと大きく変わってきます。そこがシューズ選びのポイントでもあります。こちらは大人用のシューズになりますので、子供が履きこなせるかも検証するために採用しました。
そしてラストの4足目は、大西イチ押しのサッカー用のトレーニングシューズです。今回はadidas社の「X16.4 TFJ」を採用しました。なぜかけっこなのに、サッカーシューズ?と思われるかもしれません。その理由は2つあります。まず、アッパーがエナメル素材で硬い素材が使われている点です。ボールを蹴るので耐久性が求めてこの素材が使われていますが、硬い素材を採用することでシューズ内での足のブレが少なくすることができます。フィットしてないシューズや、メッシュ素材であるとアッパーが緩みシューズ内で遊びが生まれ、エネルギーをロスする可能性があります。実際に陸上競技のスパイクシューズもこのエナメル素材のような硬い素材をアッパーに使うケースが多くあります。硬い素材が有利に働くのでは考えました。2つ目は、走るサーフェイスの問題です。多くの場合、土のグラウンドで走ることになります。その際に、ストップ&ダッシュを繰り返すために、しっかりとしたスパイク(突起状のゴム)が、地面を捉えグリップ力を高めるのではないかと考えました。「走るため」のシューズではありませんが、このトレーニングシューズの機能は運動会に効果的だと思い検証シューズに加えました。
上:NIKE社「ZOOM SPEED RIVAL」 下:adidas社「X16.4 TFJ」
そして、今回の検証実験にはTRACスクール生にお手伝いをお願いしました!
(この4足を求めてスポーツ店に行き、2時間かけてフィッティングをして選んできました。)
シューズが揃ったところでいよいよ実験開始です!