TRACコーチ 大西正裕

カテゴリ:ヘッドライン,学ぶ,走る

TRACコーチの大西です。
スクールに通う子供から、「やる気ある時ブログ書いて、ない時は書かないよね」と痛烈な批評をもらいました。
週1更新を目指していたのですが、なるべく頻度を高めていきたいと思います。

さて、今日は「大人になってからでも足は速くなるのか?」ということについて書きたいと思います。
もうすぐオープンして1年が経つ新豊洲Brilliaランニングスタジアムでは、毎週火曜日の19:30から「Night Run!」と称し、大人のランニングトレーニングをしています。(当初、ゆるく走ろうというコンセプトで始まったこの企画でしたが、気づけばさながら陸上部の走り込みのようなトレーニングに変貌していました。)
経験者、未経験者が一生懸命走り、メニューもレベル差があってもみんなでやり遂げられるメニューを行なっています。ぜひご興味ある方はご参加ください!!

 

前置きが長くなりましたが、この「Night Run!」を通じて、大人の足は速くなるのかの検証をしていきたいと思います。

【目的】
運動習慣のない成人の走力を高めることができるのかを検証する。

【対象】
学生時代まで運動部に所属していた20代女性を対象とする。

【方法】
文科省の新体力テストに基づき、50m走のタイムを測定し、その変化を検証する。週一度の疾走動作の改善を行うスプリントドリルを30分程度行い、30分程度の走トレーニングを行う。

【仮説】
被験者は学生時代にトライアスロンに取り組んでおり運動経験及びトレーニングの経験はある。しかしながら、大学卒業後は仕事等の都合もあり定期的なトレーニングの継続はなされておらず、いわゆる「運動不足」の状態である。また、職種も事務職となり1日の大半を座って過ごすことが多い様子である。厚労省の調べによると寝たきりの場合、5週間で約96%の筋力の低下が見られることが報告されている。日常生活を送っているため、寝たきりの場合とは異なるが3年間の運動不足は確実に筋力の低下を招いているものと予測される。
走る速さは「ピッチ」と「ストライド」の積で決定される。走速度を高めるためには、この両者を高める必要がある。「ピッチ」は接地時間及び滞空時間を短縮することで高まり、「ストライド」は接地距離及び滞空距離を伸長することで高まる。このことから、スプリントの動作は「片足の連続ジャンプを行なう」動作とも言い換えることができ、「自体重を支え跳ね返す能力」が重要となり筋力の要素が土台となる。
本検証実験では、筋力的な土台が重要であるということを十分に理解しつつ、あえて筋力的な土台に頼らず「技術」による走能力向上のアプローチを行うこととする。TRACでは主に小学生を対象としており、筋力的なアプローチではなく正しい走り方を指導し走能力の向上を目指している。そこで、本検証実験において、速く走るための正しい技術が大人にも有効であるかの検証を行うこととする。

トレーニング経過について随時SNSで発信していきますので、FB/twitter/instagram で「#nukariyaproject」でチェックして頂ければと思います!
トレーニングは毎週火曜の#NightRunで行いますので、そちらもぜひご参加ください!