小学生の足は速くなるのか?

2018年02月01日 | TRACコーチ 大西正裕

TRACコーチの大西です。
久しぶりの更新になってしまいましたが、タイトルの通り「小学生の足は速くなるのか?」を検証したいと思います。

新豊洲Brilliaランニングスタジアムで開催されている「アスリートジュニアクラス(現在:ジュニアクラス)」が開講から1年が経ちました。10数名から始まったスクールも現在は50名近くまで増え、楽しくかけっこのトレーニングをしています。

「楽しい」だけであれば友達と遊ぶだけでも十分ですが、スクールに通う一番の目的は「足が速くなるのか」です。
かけっこを習うとどれだけの効果が期待できるのでしょうか?

・成長によって速くなるのでは?

・先天的な能力で決まるでのは?

と疑問を持たれる方もいると思います。スクールのデータを見ながら検証したいと思います。

早速、下の表を見てください。

これは文科省が行っている新体力テストの50m走の結果(H27年度)を元にまとめたものです。
学年が上がるごとに速くなっており、特別なトレーニングをせずとも体の成長によって記録は短縮されていきます。
発育が大きい低学年ほど記録の短縮幅は大きく、少しづつ発育が緩やかになる高学年では記録の短縮幅が緩やかになっています。
ざっくりになりますが、小学生では年間で平均0.53秒速くなると言え、「成長による記録の短縮幅」と考えることが出来ます。

さて、TRACのトレーニングを行うとどうなるのでしょうか?果たして「成長による記録の短縮幅」を越えることはできるのでしょうか?
1年間スクールに通った子供のデータが下の表になります。

年間で通い続けた子が14名とサンプル数が少ないですが、1年後の測定では0.83秒の短縮し、年間での自己記録では0.98秒の短縮する結果となりました。
約1秒の記録を短縮し「成長による記録の短縮幅」を上回る結果となり、トレーニングの効果を実証することが出来ました。
月毎の記録の推移をみると入会から1ヶ月で平均0.30秒短縮し14名中13名が記録を更新しました。半年後では平均0.71秒記録が短縮され、14名全員が入会時よりも記録を短縮しました。「成長による記録の短縮幅」をトレーニングによって半年で達成されたことになります。

”トレーニング”というとハードな練習をイメージされるかもしれません。
クラスは週1回75分のトレーニングとなり、時間の大半は正しい走り方の技術を身につけるためのトレーニングに割かれています。ハードな練習が全くないわけではありませんが、発育段階を無視するような過度なトレーニングはしていません。

足は成長によっても速くはなりますが、正しいスキルをトレーニングよって身につけることでより速く走れるようになります。
次回は、「どうやって足が速くなっていったのか?」という速くなるまでのプロセスについて書きたいと思います。

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